わずか20分の間に猫のお腹がズルムケになった話

低温やけどで毛が抜けてしまいピンクの皮膚が見えているテト(サバトラ猫)のお腹。

いきなりちょっとショッキングな画像ですみません。。

実はテトやんが低温やけどをしてお腹の一部がズルムケになってしまいました…。2週間くらい前の話です。

自分のお腹を舐めているテト(サバトラ猫)。

ある日テトやんが少しくしゃみをしていたので、ムーちゃんの風邪がうつったんじゃないかと思いすぐに病院へ連れて行きました。

幸い心配するほどの症状ではなく、薬も出されずに診察だけで終了。

いや~大したことなくてよかった~と安心した帰り道、悲劇はそのたった20分の間に起きたのです。

家に着きストーブを点けると、ストーブの真ん前を陣取ってくつろぐテトやん。

いつもと同じ光景なのですが、なんだかやたらとお腹を舐めているのが気になってよく見てみると…

なんと下腹部の毛が直径5cmくらい思いっきりハゲてピンク色の皮膚(ていうか肉??)がむき出しになっている!!

キャットポールで爪とぎしているテト(サバトラ猫)。

え?さっき病院で見たとき何ともなかったよね??一瞬、何がどうしてそうなったのかわかりませんでした。

そういえば病院へ行く時、湯たんぽ代わりにお湯を入れたペットボトルをキャリーに入れていたのを思い出した。

行きはちゃんとペットボトルをタオルにくるんでいたけど、帰りは動いてタオルがとれてしまったのでしょう。それでキャリーの中にいる間、熱いペットボトルがずっと直接皮膚に当たって低温やけどになってしまっていたのでした…。

その日はもう診察時間を過ぎていたので翌日また病院へ行くと、先生もびっくりしていました。

浅いやけどだけど、治り具合によっては皮膚を縫わないといけないかもしれないとのこと。

傷口からの感染症予防のため抗生剤を飲ませ、週に一度通院して経過を診てもらっています。

机の上で寝そべっているテト(サバトラ猫)。

今、やけど跡は固いかさぶたで覆われています。

このかさぶたがそのうち自然にポロッと剥がれるらしいのですが、もし新しい皮膚が再生される前に剥がれてしまったらもう治らないため、その時は傷口を縫って閉じることになるんだそうです。

テトやんの場合はかさぶたをほとんど舐めたり掻いたりしてないからか、まだ剥がれずにいてくれてます。化膿もしてないし、経過はわりと良好らしい。

ちゃんと元通りきれいに皮膚ができてくれたらいいな…。

寝そべって前足を舐めているテト(サバトラ猫)。

ニンゲンの危険予知能力のなさのせいで、かわいそうなことをしてしまいました。

傷を気にしてる様子はなくいつも通り元気なのが救いだけど、傷が治るまでは安静にしておかないとね…。

湯たんぽでこんなになってしまうケースは珍しいかもしれませんが、猫ってけっこう鈍いから電気カーペットやこたつで寝ていて低温やけどや脱水になってしまうこともあるようです。

防寒グッズの取り扱いには重々気をつけないといけないと痛感した出来事でした。

ちなみに、くしゃみをしていたのはウィルス性の鼻炎ではなくアレルギー反応ではないか?と言われました。

先生に「最近何か新しく買った家具とかないですか?」と聞かれて思い浮かんだのは…空気清浄機。

そういえば買ってから1ヶ月くらいたつけど一度もきちんと掃除してなかった。さっそくフィルターの掃除をしました。見た感じはそんなに汚れてなかったけど、もしかしたら今までアレルギー物質を撒き散らしていたのかも…と思うと恐ろしい…。

空気清浄機を掃除したおかげかどうかはわかりませんが、テトやんのくしゃみはすぐに治まり、ムーちゃんの鼻炎も今は完治しています。