憂鬱なクリスマス

カメラ目線のシャムトラ猫と、寝ているサバトラ猫

このところ病気の話ばかりでなんだか申し訳ありません。そしてめずらしく長くなってしまいました。長文うぜえ!って方は写真だけ見ていってください。。。

昨日またムーちゃんを病院へ連れて行ってきました。

実はここ最近、真菌の症状とは別にムーちゃんの様子がおかしかったのです。

毛づくろいを始めるシャムトラ猫

元気がないとかではなく、具体的にどこがどうおかしいのかと言われるとうまく説明できないのだけど、なんかいつものムーちゃんじゃないような、わずかな違和感がありました。

そんなある日、ムーちゃんがカリカリを食べなくなりました。といってもまったく食べないわけではなく半分くらい食べて残す感じ。

いつも通りごはんの催促はするし、ニンゲンの食べ物を欲しがる様子も見せていたから食欲はあるはず。なのに何故?

気にはなっていたけど、ちょうど今まであげていたカリカリとは別のブランドのカリカリに切り替えたところだったから、味が気に入らないのかなぁ?くらいに呑気に考えていました。初めて試すフードを食べないのはよくあることだし、缶詰やおやつは普通に食べていたので。

でも今思えば、食いしん坊だからおいしい好物だけは無理してでも食べていたのでしょう。

よっこいしょ

もしかして口の中や歯に異常があって固いものが食べづらいのかも?と思って、この前の皮膚検査の時に口の中も診てもらったんです。でも特に異常はなかったので何も処置はされませんでした。

その後、ムーちゃんのおしっこの色がかなり濃い黄色になっていることに気付きました。

それで漠然と「何か変だな」と思っていたのが「やっぱりおかしい」という確信に変わり、血液検査をしてもらったのが昨日の事。

検査の結果、肝臓にダメージを受けていることがわかりました。食欲不振もそのせいだろうと。

12月25日の血液検査の結果

ALTとかいう数値がカンストしてしまっている…。

「大丈夫なんですか?ちゃんと治りますか?」と先生に聞くと「腎臓と違って肝臓は再生できる臓器だから治ります」と言われたけど不安でしょうがない。

病院では点滴と消炎剤+抗生剤の注射をしてもらいました。

診察台の上で、ニンゲンのお腹に頭をぎゅっと押し付けて震えながら耐えているムーちゃんの姿を見るのはつらくて涙が出てしまった。

香箱座りしているシャムトラ猫と、寝ているサバトラ猫

消炎剤と抗生剤の飲み薬、それからヘパアクトというサプリメントを処方されました。

ヘパアクトはかなり不味いらしく、缶詰に混ぜてもまたたびをふりかけても食べないので猫用ミルクに混ぜてシリンジで飲ませることに。

嫌がって抵抗しながらも、シリンジを口に入れると我慢してペロペロと飲んでくれる。本当にいい子。

こんないい子がどうして病気なんかに?何がクリスマスだ、神様のバカ!!!

明日、経過を見せにまた病院へ行かなければならない。今月は何度も通院してムーちゃんにはこわい思いばかりさせて心が痛みます。

早く治りますように。